2020年02月20日
ミシュランの決める5つ星ホテルとは・・・
「5つ星の上はあるのか?」
当然その上はないはずであるが、ドバイの豪族はそんなことは意に介さない、
6つ星ホテル、7つ星ホテル・・を作ってしまった、
先日、豪華列車の旅では、列車に乗る前に客を驚かす趣向を考えた、
一泊30万(一人)近くの宿で、その名は「半水慮(はんずいりょ)」、
知る人ぞ知る・・・九州一とJTBが誇らしく言う、14軒の旅亭、すべて貸し切り!
その宿に入るや否や、何やら説明会が?・・と思いきや、
中国でも「宝」とされる演者が「変面劇」なるものを演じて迎えてくれた、
これはすごい! この人を呼ぶだけでも大変なのに、
たった25人のこの宿の客に披露してくれるとは!
たぶん旅行社は多額の出演料を払ったことであろう、
なぜこの3泊4日の旅がそんなに高いのか・・わかった気がした、
この旅亭は1戸建て(二階建て)の家を14軒有し、二階は寝室、
一階は部屋食で、別々に仲居が接客する、その量たるや!品数たるや!
説明会では料理長が「腹八分目で食事を・・」と、はじめから警鐘を鳴らしていた、
誰かが 「じゃあ、そんなに作らず・・
その分 宿代を負けてくれたら?」とぼやいたが、
それでは、5つ星が泣く・・と経営者は思っているのだろうか?
極端なほどの「もてなし」、「これでもかっ!」という料理、
文句はないが、もったいない話・・と思わざるを得ない、
昨今 世界のあちこちで「食品ロス」が叫ばれ始めているが、
高い宿に泊め、それにいろいろ付加価値をつけ、さらに価格を上げ・・・
出せる人から「出させよう」という商法か・・魂胆が丸見えで、
なんとなく後味の悪い感じが残った、
お金に余裕のある年配の客は、あの階段だらけの宿を快適とするか疑問だ、
たしかに「広さ」にお金を払うのは常道だが、
果たして 72坪の二階建ての部屋は、
部屋数も多く、何の部屋かも意味不明で・・・必要なのかなあ~
「かくれんぼ」するためであったのかも!?