外国事情 海外の旅から

2022年03月05日

アイスランド・・「愛すランド」


 

「毎日の風景が美しい・・」

 

「火と氷の島 アイスランド」をBSで見た、

もう何年か前に、日本からはじめて直行便が出る・・というので、

友人を誘って行ってみた、

 

もうそこそこ行っているので、行く国も少なくなってきているし、

名の通り、氷(アイス)の国で、さほど見る所はないのでは・・・

そう思っていた、

 

だから,敢えて色々調べず、どんな印象を抱くだろうか・・と、

その気持ちだけにかけてみた、

 

行ってみて驚いたのは、「美しい」 そして広い・・・、

まさに火山の地熱を利用し、

予想を超えて、少ない人口ではあるが、みんな良い生活をしていた、

野菜類も地熱で作り、家畜も暖かい小屋で飼育されていた、

 

ただ 外からなんでも輸入しなければならないので、

海外からの旅行者には、物価が高く、なかなか タイヘンそう、

昼食は大した内容でなくても4000円はくだらないし、

ついたその日は、深夜到着で、宿でディナーを頼まないと・・・

それがなんと!8000円以上!! ただ地元民は給料が高いので、

ちょうどつり合いが取れるが、外から行った者には、驚愕の価格、

 

国民の大半が首都レイキャヴィークに住み、残りの広大な地には、

ポツンポツンと10万足らずの人たちが、昔ながらの生活を営んでいる、

 

その彼らには・・「ここの生活は?」とたずねると、答えは決まって・・

「美しいし、毎日景色は変わり‥」と驚くような答えをする、 

えぇっ?!

私には毎日、全然変わり映えしない、自然の景色で・・・

そう思ったが、彼らには それが「こよなく美しい」と映る、

その答えに感動し、絶句した、

そうなんだあ・・・。 



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2022年01月19日

旅の楽しみの一つは「買い物」?


 「買い物は・・・」

 

この歳になると、買い物はもっぱら食品、

それも出入りにいちいち手を消毒しないと・・それがなんとも鬱陶しい、

 

旅に出れば、その土地の名産を買うのが楽しみであった、

だが 海外へ出られないし、遠出も難しい、

今回はわずか一時間という近場で、それでもお泊りとした旅、

企画した主がもっぱら買い物好き、

見て回るだけでも楽しいんだそうで、そんな時代が私にはあっただろうか?

 

その昔 海外へ仕事で出た時には、主に時間をつぶすためにブラブラ、

買うものが限られ、靴や眼鏡、帽子、アクセサリーなど・・・、

靴は買いすぎて、あまり履かないうちに靴底がもろくなり、

メガネはあまり変わり映えしないし、そこそこ買ったらもうやめにした、

帽子もそれなりに楽しかったが、やはりアクセサリーがいい、

 

ただお金がいるし・・・金は比重の関係で赤道近くがいいと言うし、

ただその土地のいいものを買うと、盗難にあうことも多い、

オパールは豪州、メガネはドイツ、おしゃれなものはイタリア、などなど、

その国の名産は、特にその国の人がほしいものなのか(?!)、

スーツケースに入れて外出しても、帰ってきたら ありゃっ?!

そんなことがよくあった、

 

お酒類は免税品・・といっても、その国の税が引かれているだけで、

小一時間 街中を歩いていると、二割ほどの差でいろいろな価格があり、

気をつけないと「Duty Free」の言葉に騙される、

 

今回 覗いてみる場所は「アウトレット」、だが これが曲者、

残りものの、有名ブランド‥というだけのものも多い、


その昔、まだ「アウトレット」という言葉が日本に浸透していなかった頃、

箱が壊れたり、少し色が褪せていたり、小さなほころびがあったり・・

そんな店であったが、あのマイアミのアウトレットは、最高だった、

 

なんたって、値段が破格で、ほとんど10分の一ほどであったのだから・・・。



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2021年06月19日

誰かあ~、ゴキブリ殺して!

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「ワ~ッ、ゴキブリ~!」

 

そう大きな声で叫んだのが、その時の人、大島渚監督で、

即座にスリッパを脱ぎ、パシャッと叩いて射止めたのが、

なんと美人女優の小山明子さんであった、

 

ゴキブリは、噛みついてくるわけではないが、なんとも!

あの黒い物体が、物陰から姿を見せるだけで、誰しもゾクッとする、

 

そのゴキブリが久しぶりに姿を現し、度肝を抜かれた、

私は蛇でも大丈夫だが、ゴキブリと蛾が苦手、

即座に噴霧器の殺虫剤を振りかける、

逃げ足の速いゴキブリはたちどころに、家具の隙間に逃げ込んだ、

その隙間目がけて・・シュ~つと噴霧、そのあたりも数回噴霧、

 

翌朝、なんと 二匹も床に死んでいた、

一匹はまだヒクヒクして死に絶えてはいなかったが、

ティッシュ数枚でつかみ、丸めて踏んづけ圧死させた、

この経験だけはそんなに何度もしたくない、

 

アフリカでジンバブエでのこと、

夕食はホテルの豪華なコテージ風のレストランでブッフェスタイル、

愛知万博で知り合った人が、わざわざ首都からセスナ機で来てくれ、

賑やかな会食になった、

その時のメニュの一つに、軽く揚げた「ごきぶり」があった、

 

いつも見かけるあのどす黒い姿ではなく、コロモが揚げられており、

知り合いの勧めで、(しらずに)賞味した、

あとでかれが「あれはゴキブリ・・」と言ったのを聞いて、

次の言葉が出なかった、その言葉で戻しそうになったが、

実は・・・そんなでもなかった、

北京でもサソリの揚げたものを二匹も食べたが、

沢蟹に似ており、単に 甲殻類のあの揚げた殻の感じで、

思ったほどではない、


でも今夏はもう彼を見たくない。



natto93 at 01:17|PermalinkComments(0)

2021年06月05日

何とも コワイ中国の底力 ・・

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 「搾菜 ザーサイ?!」

 

それだけ?! 

 

その昔 中国を旅していた時 朝食後 添乗員を探した、

ちょっと用事があったので・・・、

酒店つまり旅館内(ホテル)を探している時、

廊下の奥からにぎやかな声が聞こえてきた、

 

ドアが開いていたので覗き込むと、丸いテーブルを囲んで、

添乗員たちが56人で朝食中、近づいて私の添乗員のところへ・・・、

テーブルには、お粥とザーサイ、それに 菜の炒め物の・・ただそれだけ、

 

今から半世紀も前の話だが、それにしても・・・、

前日は 我々視察団員は、 頤和園で宮中の満漢全席をいただいたばかり、

三十種類もの料理が「これでもかっ!」というほど、

次から次へ運ばれ・・・器の上にまた新しい料理の器が重ねて置かれ、

十何種類もの後の料理は、ただ 唖然とし 誰も手をつけず、

ひたすら パチパチとカメラに写し収め・・・ 何段もに重ねられる・・

そんな豪華な料理を見たばかりであった、

 

要件を済ませ、部屋に帰る時、廊下の片すみに紐が張られ・・

職員か誰かの衣類が掛けられていた、

ハッと見慣れないものに目が留まり・・・それは女性のブラジャに似ていたが、

どこから型をとったのか・・・手縫いのブラであった、

 

そんな時代から半世紀・・・ 今では ワクチンをつくったり、宇宙飛行士を飛ばしたり、

小さな島にセメントを流し込み、滑走路を造り飛行機の発着までさせ、

そんな島に変貌させる大きな力を持つ国にまでになってきた、

 

その・・・ そのザーサイだが、

私が初めて食したのは、中国で、
帰りに土産に何缶も買ってきたものだ、

先日 その瓶詰を見つけ、思わず買ってしまったのだが、

それにしても 日々進歩とはいうものの、

ザーサイを食べながら・・・、
コロナで止まったままの生活をあえぎ生きている私を思った。



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2021年05月23日

海外の客人が、初の犠牲者に!



「海外での和食」

 

今となっては遠い昔の話になるが、

海外での和食はお寿司でも、うどんでも・・高根の花で、

とてもではない貧乏学生では食べられない、

 

食材を買おうとしても、醤油やだしの素も、

いまから半世紀近くの昔ではない、わずかに中国人の店で、

醤油に似た味の物は買うことができた、

 

それを薄めて・・それに少し塩を加え・・ナントカ サマになったが、

「ス・キ・ヤ・キ」や「テンプラ」を知っている人が、ちらほらいて、

それがタイヘン!

 

お世話になっている家の客人になっていようものなら、

さあ タイヘン!

 

私を受け入れてくれている家庭は、食材を集めるのが、

どれほどタイヘンであるかを全く知らない、

それなのに、いとも簡単に、 「Sure, you come over to dinner!」と、

夕食に招いてしまう、

 

しかも すき焼きと天ぷらの両方を「作って!」とくる、

 

一体どこで醤油が買えれるのか? すき焼き用の薄い肉は?

てんぷら粉は何とかなるとしても、あまり豊富な野菜の類は揃わない、

日本人のように、そんなに野菜を食べない、

 

私がアキレス腱を切った時には、狭い冷凍庫の中から、

わずかに残った冷凍のグリンピース・パックを、

腫れて傷むアキレスに充ててくれたほどだ、

 

とにかく野菜、カボチャ、ナス、それに玉ねぎ・・・裏庭に出て菊の葉を取ってきて・・・

次は小麦粉に卵を入れ・・・ほぼ「まがいもの」の天ぷらを作った、

 

すき焼きの肉は、Butcher に「紙のように薄く切って:と頼んだら、

「俺の手が切れる~」とおどろいて、結果はまるで焼き肉のような厚さになっていた、

誰かが Delicatessen (ハム・チーズなどを使ってサンドイッチを作る店)へ頼んだら?

それはいい・・早速凍った肉を持って行き、薄く切ってと頼んでみた、

 

結果は・・・家でも料理したことのない私が「和食」なんて!!!

 

だか、意外なことに好評で、数回その後も客人に振舞い・・・、

なぜか「料理名人」の異名を取った・・と言う話。



natto93 at 08:29|PermalinkComments(0)