家族
2021年09月03日
私の「家族」になってくれませんか?
「『家族』とは・・・」
あなたにとって「家族」とは、誰のことをさしますか?
「家族」と言えるのは、何親等までですか?
血がつながっている人だけですか?
PCのWikipedia
によると、
家族とは婚姻によって結びつけられた夫婦、およびその夫婦と
血縁関係にある人々で、そのまとまりを形成した集団のことだという、
そうではあっても、その中には付き合いがほとんどない人たちもいる、
まして高齢になると、兄弟・姉妹も逝ってしまい、姪・甥との付き合いも薄れ、
むしろ近くにいる人の方が、濃い付き合いになる場合が多い、
いわゆる「遠い親戚より、近くの隣人」である、
韓国ドラマで見た「家族」はまったくの知らない人の集団であったものが、
いくつかの人生での事件を通じ、ともに苦しみ、考え、
多難を解決し、排していくうちに、情が生まれ、理解が生まれ、
やがて愛情や尊敬の念で結ばれていく、
この集団の全員が、そうして苦・楽をともにしながら、
まるで「家族」のように、生活を共にしていくようになる、
私には、こんな形が「家族」と言われる集団であるべきだ、そう思う、
知り合いの中には、同じ屋根の下で 食も別々、言葉も交わさず、
ただ 互いを「同居人」と思っているだけの人もいる、
なんともわびしい限りだ、
昨今 「産み、産まれる」ことによって生じる親と子という関係も、
希薄になってきているし、「産んでくれ・・と頼んだことはない」などと、
なんとも寂しい暴言を吐く子供も出てきた、
養子縁組でできた共同体の方が、うまくいっている場合も多い、
家族のもつ機能には社会的地位の付与などがあるが、
昨今では家族の形も多様化され、変容していく、
愛情の形が多様化してきているのであろうか。
2021年02月20日
Houseがあっても、Home はいずこに?
「車を停めたところが我が家・・」
広大なアメリカを、キャンプングカーで、家族で移動、
その走行距離は地球を一周半、
子供の教育は?
車を停めたところが家で、そこで会う子供たちと遊ぶ、そこが教育の場
今まであった何千人もの友達と、IT社会はPCで交流し、
昨今
希薄となっていく「家族との絆」を深めていく・・
そんな番組を観た、そして あらためて「家族」について、
深く考えさせられた、
昨今のコロナ渦中にあって、家庭が今や教育の主流にと変わってきている、
遊びもPCの画面を通じてしたり、
親の飲み会も、PCの画面を見ながらの交流・・
一体どういう風になっていくのだろう?
子供が大きくなると、塾だの・・バイトだの・・・それぞれの自分の人生を、
歩みはじめ・・離れて生きていきたがる、そうすると・・
家族でいる時間はますます無くなるから・・・と、
ある建築家は、自宅を設計する時、ドアをつけなかった・・・、
子供は当然戸惑いを見せるが、これはある意味、親のエゴで、
私はそれぞれ 自分のプライバシーがあるから、
余りオープンは、ちょっと・・・・ ?! かな?
音楽の音を自分一人で聞きたい時もあるし、
まして トイレまでドアなし・・というのは、ちょっと考えもの・・・
まあ・・それぞれの家族スタイルがあってもいいと思うけど、
子供は親を選べられないから、少しは子供の要求も聞いてあげないと・・ね。
2019年08月14日
「夫の家の墓には入らない」の意味
「時代が変わってきたねえ・・・」
或る家族の話、
その家族の嫁が、今別居状態・・だが離婚はしないそうだ、
その嫁の話では、自分の死後、この家の墓地には入らない・・という、
別れても遺産をもらう権利はあるが、この家の名前の墓はごめんだという、
それ以上、細かく聞くのはやめたが「へ~っ・・」と思った、
さらに驚いたのは、この人に限らず、こういった人が多いという、
何なんでしょうかねえ、
最近 あまりにわからないことが多く、
老いた私の頭では理解に苦しむことが多い、
結婚はするが、「子供は作らない」と下重暁子さんは言っていたが、
私の周りにもそんな人が数人いたが・・・、
結婚って何なんでしょうねえ、
愛しあう二人が、時を共有したいから共に生活をする・・それもわかる、
いつも一緒にいたい・・そうかもしれないが・・・でも、
そうであるのならば、互いの愛の結晶をともに育てたいのでは?
下重さんは、自分の自由な生活を楽しみたいのだそうな・・、
上記の私の知りあいは、旦那の稼ぎで生活をし、
自らは働かず、別の住居で、自由に生き・・
死後は嫁いだ先の墓には入らない、だが遺産は確実にもらいたい・・と、
法的には可能であるらしい、結婚の形態も自由で、
私の知らぬ存ぜぬことではあるが、この時期、お盆を迎え、
そんなことを考えていた、
家族とは? 先祖とは? 我が家には過去帳というより、巻物があり、
数百年も続いてきた先祖があり、私の代で終わってしまうが、
・・・ ・・・
そう言えば我が家にお参り下さる庵主様には後継ぎがいない、
大きなお世話だろうが・・この先、どうされるのであろう?!
昨今 お寺の多くは後継ぎに悩んでいるという、
そう考えれば ・・・
人は皆一人一人なんだねえ。
2019年01月24日
「看る」のは、死に際だけではない・・ 親への恩義
看る・・ということは?
昨今 「誰が看るのか?」がいろいろ問題に・・・、
しかも、お墓を誰が見るのか? お寺との関係は?
知り合いは、親の死後、子供が誰も地元におらず、
結局お墓を閉じてしまった、
また親の死後、嫁は「この墓に入りたくない」と言いだした、
あらまあ~、いろいろだねえ・・・
その昔は「死に水を取る」と言って、
医師が臨終の近いことを告げたとき、
死に臨んでいる肉親に人生最後の水を口に含ませてあげる、
老いて、老後の面倒を看てあげる・・それも跡取りの役目であった、
昨今では、子供二人が娘で・・それでも嫁いで行ったり、
二人も息子がいても、遠くに仕事先があり・・跡取りの役目が果たせず・・
寿命が延びたせいで、子供が退職後、親元に戻り、
跡取りとして親の面倒を看る人もいるが・・・、
人と人との情愛が、やたら希薄になってきたことを感じる、
韓国や中国などは「家族」というワクから、大きくふくれて、
血のつながりがない人までも、
「家族のように」助け合っている場合が多い、
戦後、日本人遺児を看てくれたのは、宗教からだけだろうか?
私は独居老人で、いまや「終末期高齢者」、
今の内にお世話になった人に、受けた恩義のいくらかを返していきたい、
そう思っている、
大病になった時、看てくれた人、遠方まで「迎えに行く」と、
手を差し伸べてくれた人、病に伏していた時、
毎日見舞ってくれた人、etc., etc.,
受けた恩義は忘れないようにしようと心に決めている。
2018年06月30日
介護職員「へ」のハラスメント ・・オトコどもめっ!
えぇっ?!
介護職員「が」ハラスメント? ・・・
いや、そうではなくて、
介護職員「へ」ハラスメント・・なんだって、
へ~っ、
介護現場で働く組合員約8万余の人にアンケートをとったら、
約3割の人が、利用者やその家族から、
セクハラを受けた・・と回答したという、
若い女性の介護者が、高齢とはいえ、男性の利用者をトイレへ、
そこで男性が乱暴し、「胸を触らせろ」とか「キスを・・」
さらには自分の陰部へ手を引っ張っていき・・などと、
驚きのあまり「そんなあ~!!」そう私が言ったら、
以前 介護施設で働いたことのあるKさんは、
そんなこと・・しょっちゅうではないが、「よくあること」と断言、
私の知っている人の父親が、入院中、好きな看護師が来ると、
ポッと顔を赤らめ、息子に「あの看護師に清拭を頼んで」と言ったとか、
なんとまあ~、
オトコはいくつになっても、
女性を「オトコのおもちゃ」に思っているのだろうか?
先日の話だが、ジムのSさんは、「ウチのダンナは認知症で、
しかもxx癌、なのにいつまででも元気で(?!)・・」
そう意味深なことを言って、嘆いていたが、
介護士たちは今後 複数の介護士でトイレの介助をするとか、
男性の利用者は男性の介護士が介助するとか・・
何か策を考えないと、今後 介護士の働き手が減ってしまうかもねえ、
家族は家で面倒を看たくないから、施設へ追い出している、
そんなフシもあって・・・
困ったものですね。