幕引き
2020年12月13日
「幕引き」がしたいなあ~
「死にたい人は?」と問われれば・・
別に「死にたい」と希望しているわけではないが、
じゃあ、死にたくないのか?・・と問われれば、・・・・う~ん・・・
もう充分生きたから、死んでも悔いはない・・とは思う、
じゃあ「ワクチン接種で、治験者になる?」と問われれば、
それでもいい・・と答えることはできる、
今はこれと言って、楽しみはない、
ただ だらだら 生きているだけ、
生きているから、食べないと・・・
生きているからには、暮れも来るし、新しい年も来るし・・
だからそれなりにきれいにし、清掃も怠らず・・・
やるだけのことはしておきたい、
毎日 忙しいようで・・でも毎日日曜日だ、
音楽がない生活は寂しいので、
朝のお目覚めは、 iPod の音楽で目覚め、車に乗ればまた音楽を・・
そして、音楽を聴き…当時のことを思い出し・・・
時には 古い写真を見て、その昔を思い起こし・・・
こうして一日が過ぎ、また新しい一日が始まる、
意義のある生活をしているとも思っていないし、
哀しく苦しい思いもさほどしていない、
むしろ パニック症候群の知り合いを想い、同情したり、
困っている人に、知っている知識をあげたり・・・ ただ それだけ、
今 私が消えても、「あ~っ・・」と嘆き悲しむ人もさほどいないだろうし・・、
だったら・・・今からまだ生き延びれば 医療費もかさむし、
国にとってはマイナスの存在になるだけ、
そう思うと、国はなぜ「安楽死」の制度を考え始めないのだろう・・・?
そう思う、
私はなぜ まだ 生きているのだろう?
苦労がなかったから・・もっと苦しめ・・とそう天は言っているのか?
2018年09月18日
樹木希林さんの死生観に、感服! ご冥福を!
「人生を・・面白く、・・へこたれないで・・」と言った、
そう言って、75歳の人生の終幕をとじた樹木希林さん、
フジテレビに残る最後の言葉だった、
全身を癌にむしばまれ・・それでもソレ自体を隠さず、
「生きるのも日常・・死ぬのも日常・・」
そんなことを淡々と語った彼女は、そのとき全身に広がる・・
そのがんと闘っていた、
その生きざまと言おうか・・死生観と言おうか・・
ただただ感服する、
実は私は樹木希林さんの大のファン、もう何十年もの間、
絶妙な味を出し、まだ三十ソコソコなのに、
「老け役」を見事に演じ、何の映画かドラマか・・ そのレビューを、
新聞に投稿し、載ったことがあったが、
彼女の演技は圧巻であった、
その彼女の演技よりも、今思えば・・人生観そのものが圧巻だった、
数々の賞をえて、俳優としても思い残すことはないであろうが、
ひとつ、「夫」観については ??? ?!
でも愛があったのであろうなあ~、
「お棺に入れたいものは❓」の問に、
「夫、・・・周囲に迷惑をかけるから・・」と、
「旗を立てて幕引きをするつもりはない・・・
いつの間にか消えてしまっている ・・ 死ぬときはそんな風に・・」
そう言っていたが、今朝の新聞はどこも大きく紙面を割いて、
訃報を報じていた、
お疲れ様でした、
ご冥福をお祈りします。(合掌)