愛情表現をする努力
2018年09月19日
心を通わせる「努力」も必要
K市までバス、電車を乗り継ぎ、昼食に・・・、
先日 我が家へY氏が来訪、北海道の実家へ行ってきたとかで、
お土産を持ってくる・・という、
じゃあ 我が家で昼食でも・・と誘った、
帰りしな、今日のお返しに・・と、急遽こんなことになった、
そこまでしてくれなくても・・とも思ったのだが、
聞けばそのお店は「精肉小売店」さん、
一日一組だけ、お客を受け、焼き肉を提供・・・へ~っ?!
今どきそんな店があるんだねえ、
わざわざ他市まで一時間余もかけ出かける価値があるのか、
それはわからない、
多分金銭では計れないものが、いただけるのであろう、
そう期待して兎に角でかけた、
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その昔、我が家の賄いをしてくれていた人が、
何かがあって(よく記憶していないが)、
亡母が祝いとして「これを・・」と差し出した、
すると彼女は「嬉しいんだけど・・でも・・」と断った、
あとで聞けば「後でお返しを買いに行くのも時間がかかるし・・・」と、
丁寧な言葉ではあったが・・受け取らなかった、
すると亡母は「xxさん、それは違うよ。世の中はねえ・・
むしろ、貸し借りを作って『絆を深めて』いくもんだよ・・」と、
その後、彼女は通信教育のスクーリングとやらで、東北へ行くときなど、
「ちゃんとご飯を食べるんだよ」と言って、お金を渡されていたが、
彼女はニコニコして受け取るようになっていた、
心を通わせるのは、損得勘定では成り立たない、
それには多少なりとも、「近寄ろう」とする努力が要るようだ。
natto93 at 00:00|Permalink│Comments(0)